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2022/06/14

「納骨堂」仏前起工式

納骨堂建設予定地の本堂横の木々が伐採され、
本日、設計監理・(株)東京堂宮の岡田先生、施工業者・(株)玄和技工の西田専務さん、
そして、当寺総代さん参列のもとに、
納骨堂の仏前起工式を執り行わせていただきました。
多くの方々のおかげにより、長年の建設計画が実現し、
感慨深いものとなりました。



よく工事着工にあたり「地鎮祭」という言葉を耳にしますが、「地鎮祭」と「起工式」は元来、全く違うものです。
地鎮祭は「地」を「鎮める」という言葉通り、土地の神様(氏神)を鎮め、
土地を利用させてもらうことの許しを得て、工事の無事安全を祈願する儀式です。
この儀式の原点は、神様の所有物である土地に建物を建築する事が神様の怒りに触れ、
祟りを引き起こすであろうという「恐れ」に他なりません。
そのために工事期間中に事故が起こらないようにと安全を祈願してお祓いを行う儀式です。
一方、私たち浄土真宗の「起工式」は、多くの人や物の様々なおかげによって建築の運びとなったご縁を慶びを、
これを阿弥陀様に感謝すると共に、建築工事に取り組もうと身を正し、完遂の決意を仏前に誓う儀式であります。
阿弥陀様の尊い救いにより、意味の無い恐怖から解放されている私たち浄土真宗門徒にとって、
その建築の最初に執り行われる浄土真宗の「起工式」は、誠にありがたいご縁であります。

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